株式会社チームクリエーションスタッフブログ

チーム創りと人材育成の株式会社チームクリエーションスタッフのブログです

人から必要とされたいのなら、まずは…

成長って、それまでとは違う選択を取って行動を変え、できなかったことができるようになることだと思います。ということは、人が成長する過程では大なり小なり「できない自分」に必ず直面するんですね。

後輩ができた、昇進した、部下ができた、独立した…こうしたステージアップの節目でなぜか上手くいかないとき、つまり「今までやってきたこと」では通用しない場面がそれです。

 

部署の責任者になり新人教育を任されたら、新人は自分より年上、でもやるべきことは言い訳をしてやらない。関係各所に謝るのは自分の仕事…やってられないですよ。

この事例では「完璧を求めるプレーヤー」として今まで追求してきたものだけでは、人を育てるという新しい仕事にはちょっと足りなかったりするし。

管理職に昇進。でも部下である古参のメンバーからたびたび指摘を受け、自信も持てない。指導をしてもらえてありがたいと頭ではわかっているけど、昇進したのだからもっと頼ってくれてもいいのに、という感情が先に立つ。

この場合は、「自分を必要としてくれない」と心が拗ねてしまってる状態。リーダーとしての姿勢や仕事ぶりはまだ未熟なのに”今、自分が持っているもの”を頼ってくれないことの方に目が向いています。

今まで培ってきた知識や技術や考え方を一旦、脇に置いて、それまでとは違う新しい選択を迫られる成長のタイミングでは、必ずと言っていいほどまず最初に壁に向き合わないといけないけれど、それは、人のせいにせずに「うまくいかない現状」を受け入れるという厳しいものです。

上に挙げたどちらの事例も根底にある感情は「”今までの自分”を相手が受け入れるべき」とか「受け入れてほしい」という押し付けになっちゃっています。壁から目を背けて、相手にばかり目を向けている。

だから、やってくれない/頼ってくれない、になるというわけです。

 

そこからずーっと目を背け続ける人もいます。「できない自分」は認めたくないから、見ないように蓋をする。相手に求め続けて、不平不満ばかりを内側に溜め、周囲の評価も下がる一方。

でも「できるようになる」成長のチャンスと捉える人はそれまでの考え方や行動を”自分がどう変えるのか?”と考えることができます。

完璧でなくていい、と自分にも人にも許すことや、必要とされたいのならまず自分から必要としよう、と考えること、相手に求める前にまず、自分から変化を起こせる人です。

だから成長できるんですよね。自分の行動や考え方の幅が広がるという成長です。

 

うまくいかないときってほとんどが「相手がどう」と考えている気がします。自分に目が向いているように見えて、実は相手の言動や、相手から見た自分のことしか見えていない。

でも、自分自身はどうなのだろう?
自分から見た自分はどうなのだろう?

この着眼点を持てるかどうかが成長の分岐点なのかな、と。そのためには自分の感情にも目を向けなくちゃいけないんですよね。

 

ここで自分の心の底にある感情自体に蓋をする人もいます。

でも「こんな風に思ってはいけない」と抑え込むほど事態は厄介になります。だからまずは愚痴も不平不満も吐き出して、それから整理すればOK。かたくなな固定概念になっちゃう前に出した方がいい。

うまくいかない状況に腹を立てる気持ちも、できない自分を悔やむ気持ちも認めてあげてからじゃなきゃ、目の前の壁には立ち向かえないですからね。