株式会社チームクリエーションスタッフブログ

チーム創りと人材育成の株式会社チームクリエーションスタッフのブログです

成長したいなら自分の評価をマイナス方向に下げてはいけない

私は物事を決断するスピードが早い方で、行動力があると言われることが多いです。後先をあまり深く考えず「その時になったらまた考えればいい」と即断します。もちろん失敗することも多いですが、たいていのことは「なんとかなる」と思っているため、即決を後悔することはさほどありません。

それでもあまりにも失敗が続いたりすると「もう少し考えてから行動したほうがいいかな」と感じることもあります。そういう経験を積むことで「行動する前には一旦考えてみる」という新たな選択肢が生まれる。これが、自分の幅を広げるということになりますね。

決断力や行動力がある。こうした思考や行動のパターンは人の強みと言えます。
持っている力を発揮して必要な場面で活かすことで、自分の強みとして認識できるようになります。

でも、失敗が続く、必要な場面があまりない、などの状況に遭遇すると、持っている強みを「弱み」と認識してしまいがちです。うまくいかない時に「なぜ動く前にもっと考えなかったの?」なんて指摘をされた日には、自分には能力が足りない、もっと慎重にならなきゃいけない…など、もともと持っている強みを打ち消そうとさえするかもしれません。


思考や行動の幅を広げると、人は成長します。
つまり「即断即決もできるし、慎重に考えることもできる」状態。
こうなるためには持っている強みを否定したり、能力がないと考えてはいけないんです。

失敗続きでうまくいかないような時には、自分の何がいけないんだろう?と考え、足りないものを補おうとしますが、それはあくまでも「補う」こと、補充です。持っているものに【プラスして】新しい思考や行動を取り入れること。

一方、自分の持つ強みを打ち消し否定して新たな考えや行動を取り入れるのは、持っているものを【マイナスして】新たな選択をしようとする行為です。人から指摘をされたり、求められていないように感じるとすぐに自分の思考や行動を否定し、打ち消し、持ってないものを見つめる傾向がある人は注意が必要なんですね。

足りないものにばかり目が向き、他者と比べ劣等感が生まれて認知に歪みが生じることもあります。「自分はダメなんだ」のように。人によっては、意地になったり、自分にないものを持っている他者を否定したり攻撃したりして自分を正当化し守ろうとする姿勢に発展する場合すらあるのです。


持っているものにプラスして補う、というのはたとえば人の力を借りるなども含まれます。決断する前に誰かに相談する、慎重派の人と一緒に組むという選択もできますよね。自分一人で解決しなければならない、と決め込んでいるのは自分だけかもしれませんしね。

自分の幅を広げることで弱みを潰したりなくしたりしたいと思うのは、自分を成長させたいという健全な欲求ではあるけれど、人には強みと弱みがあって当然。自分にないものばかりに目が向いてしまうのは成長ではなく後退です。マイナス方向の思考だから。

適切な自己評価と健全な成長欲求を持って、自分の幅を広げよう。
必要以上に自分を苦しめてはいけないですよ。


(伊藤)