株式会社チームクリエーションスタッフブログ

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自分の中に隠れてる「諦めグセ」を手放す

『物分かりのいい大人びた子』
今思えばちょっと言い方が悪いけれど、幼い頃はそれを褒め言葉だと思っていました。両親や先生の言うことを素直に聞くのが正しい、わがままは言わない。
だって迷惑をかけたくない、ガッカリさせたくない、いい子でいたいから。

だけど成長し自我が芽生えてくれば「自分のやりたいこと」が出てきます。そしてそれが両親や周囲の期待と異なっていることも理解できるようになる。
物分かりのいい子として育ってきたのなら、この時の選択肢は2つに絞られます。
我慢するか?隠れてやるか?のどちらかですね。

期待を裏切ることになるかもしれないわけで「理解や承認を得られるはずがない」と思っているから「こうしたい」と言い出すことを避ける選択をします。
それはつまり、わかってもらうことを諦めている、とも言い換えられます。


成長の過程で、社会との関わりの中で、自分の意見を他者に理解してもらい承認される経験を積むことで「物分かりのいい子」を自然に卒業できる人も多いとは思います。ですが、期待を裏切りたくないという幼い頃からの思考の習慣が『諦めグセ』として残っている人も実は多いです。

何をするにしても誰かの許可や承認が得られるまで行動できない。
わかってもらえるはずがないから意見を伝えることなく妥協する。
「誰かが『こうしろ』と言うのだからそうするしかない」と正当化する。

そういう物分かりの良さが求められていると勘違いしたままなんですよね。

それで苦しくないのなら、そういう生き方もアリでしょう。
やりたいと思っていることを、他者の期待に応えるために抑え込む。
今はしょうがない、この状況が改善されれば、環境が変われば…と言い訳を作って先送りし、理解してもらうことや意見を伝えることさえ諦める。

でも、それが本当に苦しくない人なんているのかな?とも思います。
悔しい気持ちや理解されないことへの怒りの気持ちを感じないように、気づかないように、気づかないフリをしているだけなのでは?と。

傷つくのを避けたくて、逃げてしまっていませんか?

 

感情を抑えて物分かりの良い人を演じ続けることで自分を正当化させ続けていたら、いつか爆発してしまいます。それが「苦しさ」ですよね。言えない、理解されるはずがない、しょうがない、受け入れるしかない、と諦めることが他者の期待に応えることだと勘違いしたままだから苦しくなるのではないでしょうか?

わかってもらえない、意見が通らないことを怖がって避けるのではなく、伝え続けることでちゃんとぶつかっていき、悔しさや時に怒りの感情が沸き起こることも受け止めた上で「次にまたチャレンジする」「今度こそやってやる」という原動力に変える。

それが諦めグセを手放す唯一の方法です。
そしてそれが自分を苦しめないための唯一の方法です。

 

(伊藤)