株式会社チームクリエーションスタッフブログ

チーム創りと人材育成の株式会社チームクリエーションスタッフのブログです

どうなっている状態が『楽しい仕事』ですか?

『みんなが楽しく働ける職場にしたい』
リーダーや管理職は口を揃えてこう言います。

『やりがいを感じられる仕事がしたい』『好きなことを仕事にしたい』
どんな仕事をしていても、「こうなりたい」のイメージの中に上のような思いを抱いている人は多いですよね。

やりがいを持って楽しんで仕事をする。仕事を単なる「稼ぐ手段」と位置付けるだけじゃなく、自己実現が図れたり、貢献による満足感や達成感を得るために働きたいじゃないですか。

それで「あなたにとって”楽しい”というと具体的にはどんな感じ?」と尋ねることが多いのですが、その答えは、

・人間関係のイザコザがない
・文句や愚痴が飛び交わない
・自分の時間、能力、知識を自由に使える
・好きなことだけやっていられればいい
・ストレスを感じなくて済む

など、まず現状「大変だ、嫌だ」と感じることから逃れた状態が真っ先に浮かんでくるのが普通です。

でも、本当に感じている「楽しい」は、ほとんどの場合そこではないと思うのです。

 

たとえば私自身の例で申し訳ないですが、会社員時代に楽しいと感じた仕事のうち「ベスト3」を挙げるなら、

・営業時代の切羽詰まった月末最終日
・販売時代「販売数1位を死守する店舗」を目指していた時期
・温泉旅館での満室オーバー対応のお盆期間

どれもこれも精神的体力的にものすごく大変で苦労した仕事でした。軍隊みたいな朝礼や長い拘束時間、プレッシャーで押しつぶされそうな営業時代も、シフトがいっぱいいっぱいで休日も休憩も取れず、2週間の連勤が当たり前の販売時代も、あまりの重労働にその後10kg痩せ、病気なんじゃないかと疑われた旅館時代も、振り返れば、めちゃくちゃ楽しかったんですよね。

もう少し広い目線で考え、客観的に見てみると、このベスト3に共通しているのは『チーム全員で一つのことを成し遂げようとしていた』という点です。そのためには、殺伐とした雰囲気もちょっと乱暴な言葉遣いが飛び交っても時間も体力も削られたとしても、あまり気にならなかった。 

要するに、人が集まって本気で夢中になっていたから楽しかったということです。

ここまで見つかれば、たとえどんな仕事をしていたとしても「目標達成に向けてひとつになれるチーム」を目指せば仕事は楽しくなるということがわかります。

このように、自分自身が感じる「楽しい」をさらに深掘りし、どんな時に楽しかったのかを探っていけばやはり、実績目標を必死で追いかけていた時とか、目指したいものを叶えるために夢中になった時とか、「どうすればいい?」と真剣に考えていた時など、過去に楽しいと感じた仕事にこういう要素が潜んでいたことに気づきます。

「”楽しい”の中身」の具体的なイメージがわくのですね。

そうなってはじめて話はどんどん進んでいきます。
「じゃあ、それを叶えるために何をしよう?」と、なるからです。

 

「楽しい」は人それぞれ違いますが、苦しくてツラいからと言って「楽しくない」という評価になるかといえばそれもまた違います。

現状抱えている不満や不安のせいで楽しめないというのはウソかもしれないですし、それは同時に、それらがなくなれば楽しくなるわけでもないということです。苦しい中にも【”楽しい”のポイント】が隠れていることはあるのです。

あなたにとっての「楽しく仕事をする」はどんなイメージですか?
過去にどんな仕事が一番「楽しかった」と感じられましたか?

”楽しく仕事をしている”という状態の中身をグーっと深掘りして探っていけば、必ず【”楽しい”のポイント】が見えてくるはずです。

そしてほとんどの場合、目指すものがハッキリわかり、その姿を本気で追いかけている時にこそ、心から「楽しい」と感じるはずです。

自分も、そして部下も、です。

 

(伊藤)