株式会社チームクリエーションスタッフブログ

チーム創りと人材育成の株式会社チームクリエーションスタッフのブログです

第1期パフォーマンスコーチ養成講座が開講しました

今週、キャリアショップ管理者向け『パフォーマンスコーチ養成講座』の第1期が開講しました。
第1期生の現場マネージャー・店長たちは、これから半年間、スタッフの、そしてお店のパフォーマンスを上げられる人になるための学びをともにします。

「人を育成する」という観点で見たときに、キャリアショップの環境は恵まれているとは言い切れません。マネージャー、リーダーたちはいわゆるプレイングマネージメント、プレイングリーダーシップを求められていることが多く、現場スタッフと同じ仕事をしつつ、チームのマネジメントをしなければならない状況が多いからです。

つい「自分が積極的に動かなくてはお店が回らない」ように見えてしまう状況の中で、いかにスタッフに意欲的に動いてもらえる環境を作るのか?が焦点です。

 

そのために私たちが組み立てた講座カリキュラムの一番最初は「自己理解」です。

人を導き、人を動かすことが求められるマネジメントは、自分自身をどれだけ深く理解できているのか?という点が最も重要だと考えています。人のことはよく見えるのに、自分のことはよく分からない…私も含めほとんどの人がそう感じますよね。でもだからこそ人のことも「見えているつもり」になってしまうのだと思うからです。

自分は現状をどんな風に捉えているのか?自分を取り囲む世界にはどんな色が付いているのだろうか?そうしたことを掘り下げて考えていくうちに「あぁ、自分はこういうフィルターで物事を見ていて、だからこういう現状だと感じているんだ」ということに気づきます。

それができてはじめて、スタッフが思うように動いてくれない理由、現状が良くならない理由も客観的な視点で見ることができるようになるんですね。

 

中でも、怒り・悲しみ・劣等感・罪悪感・承認や受容の欲求・完璧を求める思考、などは色の濃い、厚いフィルターとなって物事の見た目を歪ませています。そして自分の中にそうした強い感情や思考があることにはなかなか気づけませんし、存在にうすうす気づいていたとしても「隠したい」という気持ちが強く、表面化することはほとんどありません。

大切なのは、そうした感情や思考をなかったことにするのではなく、「自分の中にあるもの」として認め、受け入れてしまうことです。

認め、受け入れるには表に出さないといけない。けれど隠したいと思っているものを出すということには、相当の勇気が必要です。「自分を知るのが怖い、よくわからないから避けたい」と感じる理由がそこにある気がします。

 

第1期生のみなさんも、ないものとして扱いたかった自分自身の「嫌な部分・痛い部分」を、ときに苦しみながらも客観的に見つめ、自分を知るという課題に取り組みました。講座は2日間連続で開かれますが、1日目と2日目では表情もかなり変化され、最後にはとても温かい雰囲気で終えることができたように思います。

それは、受講生の皆さんが「自分を知り、受け入れる」というプロセスに踏み出した証拠だと思っています。自分を許すことで、人のことも許し受け入れようとする気持ちが出てきた方もおられました。こうした変化を目の当たりにするたびに私は感嘆し、ため息をつきながら「人って本当にすごい」ということを実感します。

月に一度、仲間とともに学び、励ましあいながら、前に前に進んで行く。

こうした機会を作ることができたことは光栄ですし、主催側である私自身も、講座運営をする中で受講生の皆さんから多くのことを学び、たくさんの感動をいただいていることが何よりも嬉しいです。前に進もうとされている受講生の力になれる、お役に立てるよう、今後もカリキュラムを磨いていきたいという思いを改めて強くすることができました。

これから半年間、ともに学び、ともに成長していけるような講座にしていきます。私もとても楽しみですし、気を引き締めて取り組んでいきたいです。

 

(伊藤)