株式会社チームクリエーションスタッフブログ

チーム創りと人材育成の株式会社チームクリエーションスタッフのブログです

「本当はどうしたい?」を見失うと、問題はなくならない

今週はパフォーマンスコーチ養成講座第1期DAY3,4の開催でした。
講義は講師の一方通行で進めるものではありません。私たちはこの講座形式を「ミヤネ屋スタイル」と呼んでいますが(笑)司会進行が講座全体の流れを進め、講師が事例や意見の掘り下げをすることで、受講生の皆さんの講義の理解を深めていきます。

今回のテーマは「人の相互理解と”問題”が生まれる仕組み」
人の内面の部分にグッと切り込んだ「深い」講義内容になりました。

チーム内でいわゆる「問題」が起こった時、そこには必ず「人」が関わっていると私たちは考えています。実績や売り上げ、収益などの問題であっても、それを生み出す「人」が「問題だ」と捉えているからこそ問題は生まれるんですね。

また、チームメンバーのやる気が見られない、意識が低いように感じる、チームにまとまりがない、コミュニケーション不足…などが要因となって結果につながっていないというケースはとても多いです。こうした原因にも「人」が関わっています。

 

ところで、毎日のように起こる「問題」の本質って何でしょう?
問題に必ず「人」が関わっているならば、本質は人の内面で起きていることではないでしょうか?そしてそれは「目的」と「意識」にあると考えています。

たとえばリーダーであれば「チームメンバーにもっと主体的に動いてもらいたい」と考えるかもしれません。そこに「メンバーはどうして動いてくれないんだろう」という意識が働いているとしたら…興味や関心のベクトルはリーダー自身に向いてしまっていると言えるかもしれません。意識の主語が自分になっているからです。「自分は動いて欲しいのに相手は動いてくれない」という感じです。

でも、本当はどうしたいのでしょう?
「メンバーに主体的に動いてもらいたい」んです。

そうしたら「どうして動いてくれないの」ではなく「どうしたら動かせるか」でもなく「どうやったら動いてもらいやすくなるのか」と考えるのが、ベクトルを相手に向けることになります。
主語を自分に置くのではなく相手に置きかえて考える。
「自分が動いて欲しいと思っている。では相手はどうしたら動きやすくなるのだろう」

こうやって問題を解決していくのがベストです。

 

問題解決のカギは「目的」と「意識」にあります。

関心のベクトルを自分に向けると、そこには被害者意識が生まれてしまいます。「相手がやってくれない」「相手がわかってくれない」という感じです。ですが「本当は」相手に動いてもらいたいと思っている自分がいる。本来の目的を見失わなければ「そのために自分はどう動くのか?」と考えていけるはずなんですね。

目的や意識というと、つい相手にそれを求めがちです。
でも「自分は本当はどうしたい?」という目的を置き去りにして被害者意識を持ってしまっているのは、もしかしたら自分自身なのかもしれません。

逃げたり避けたりせずに、よく考えたいですね。
自分は「本当はどうしたい?」と。

 

(伊藤)